寝台特急はやぶさ号に乗車して開聞岳を見に行く③ 長崎鼻~枕崎

 1988年11月5日 11:45

長崎鼻で「薩摩富士」に初対面し、その山体に感動した私は、

もっと開聞岳に近づきたくなった。

ここから、JRバスに乗り、開聞駅へ。


約15分で開聞駅に到着した。

駅舎のバックには開聞岳がすぐそこに存在し、遠近感が麻痺して少々目まいがした。


登山する場合は、この駅がスタートとなるのか。憶えておこう。

(4年後、ここから登った。それは私の人生で大きな出来事となった・・・後述します)


ローカルな駅前を散策後、開聞駅から指宿枕崎線の普通列車で枕崎を目指す。


12:59開聞駅

3両編成のディゼルカーが入線してきた。

車内は空いている。好きな席へ。

指宿枕崎線は、山川~枕崎は運転本数が少なく1日7本である。


走行中はかなり揺れて乗り心地はいいとは言えない。

路盤の状態が悪いのだろう。

それをものともせず、

13:46列車は枕崎に到着した。


初めて訪れる終着駅。線路は途絶えている。

実際はこの先、鹿児島交通が伊集院まで運行していたが、5年前に廃止されていた。

ホームの端に面影が残っていた。


漁業で栄える街。駅前に降立つと、ここまでの道中に感じたのと反対に

活気がある。

鰹の町・枕崎。

散策中に見かけた鰹節工場。

鰹を煮る際に立ち上る水蒸気が印象的であった。


④へつづくhttps://www.terubouzu.icu/2024/01/blog-post.html




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